強敵揃いの四作目

1983年3月12日公開。

海底鬼岩城は本当に強敵揃いとなっているんですよ。

今でも覚えてますよ!この作品に登場する巨大タコがファミコンの白いソフトのゲームに中ボスとして登場してくるのですが、滅茶苦茶な強さなんですよ。絶望を味わったのは自分だけではないと思います。それほどの強敵でも映画の中では中ボスクラスなので、今回の敵は本当に強敵揃いということなのです。

そして、ポセイドン、兵隊、巨大タコそれぞれ敵キャラに意思があまりないというのも強敵という印象を強めているのかもしれません。

 

安定してきた作画と呼び方

今作よりしずかちゃんがみんなの名前の呼び方が安定しましたし、作画も安定してきています。そういったこともあり内容も含めて、ドラえもんらしさが出てきた感がありますし、ストーリーを見ると映画ドラえもんの王道といった作品なので文句無しのオススメ作品です。

本当にこの映画大好きなんですよw 最近のドラえもんと違って、この時代の映画ドラえもんは独特の雰囲気があるんです。絵はかわいらしいのですが雰囲気はホラーというか不気味というような、日常のドラえもんからは感じない雰囲気。そこが旧ドラえもんらしさの一つだと思います。

 

便利すぎる道具たち

1作目ののび太の恐竜から順番を追っていき、海底鬼岩城を最近また見たのですが、上記の作画等以外にドラえもんのなんでもありレベルも上がっているような気がしました。辺りをスイッチ一つで暗くする、海の上に浮かぶ絨毯、ご飯が出てくる絨毯、プランクトンで料理を作る、海底使えるバーベキューセット、テキオウトウなどなど、どれも便利すぎるだろうと感じました。マンガの連載も増えて、道具も増えてきたんでしょうかね。全部ほしいw

 

見どころとして

そして、この映画の見どころはたくさんあります。

まずしずかちゃんの勇気に感動しました。そこで私が囮になるから必ず助けにきてねっていうのは、本当にみんなを信頼していますね。「絆」どのドラえもん映画でも絆の強さを見せてくれますが、今回はしずかちゃんが一番絆感を発信しておりますし、しずかちゃんとバギーの絆も必見です。

さらにマニアックな見どころとして挙げられるのは

  1. ドラえもんの「エルゥ~」の発音
  2. バギーの深海魚の説明時「ブブブブブブタ」の不気味感
  3. パクパクパ~ク~

マニアックすぎましたでしょうか。ぜひここのシーンたちをお見逃しなく。

 

海底鬼岩城のリメイクはまだですか?

この作品の怖さは、雰囲気は最近のドラえもんじゃ出せないと思います。

だからこそ、この作品はこのままでってことでリメイクがでないんじゃないでしょうか。

日本誕生のリメイクが出たし、この作品を飛ばしてしまってますから、リメイクは見ることはできないのかな。

そのままにしておいてほしいけど、リメイクも見たいという微妙な気持ちですね。

 

 

おすすめ指数

不気味度★★★★★☆

強敵度★★★★★☆

夏に見たい度★★★★★★

おすすめ度★★★★★★

 

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こよなくドラえもんを愛し、25年経ちました。このような日本が生み出した素晴らしい作品を、語っていける人が増えたらいいのに。そんなことを考えながらこのホームページを開設しました。

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