スターウォーズパロディー作品!そして名曲少年期!ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) レビュー/感想/評価/口コミ

心温まる6作目 宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)
1985年3月15日公開
6作目。ドラえもん版スターウォーズですね。予告編はほとんどパロディーのようなのですが、本編ではドラえもんの世界観は壊すことなく、ドラえもんらしさを残したままスターウォーズをしています。
内容としてはタイトル通りスターウォーズ感のあるSF要素を持った作品で、ピリカ星で起きたクーデターから亡命してきた大統領パピに手を貸して、反乱軍の支配者ギルモアからピリカ星を奪還しようというストーリーとなっております。
特別なにかメッセージ性を感じるようなストーリーではないと思うのですが、過激過ぎず、笑いあり、感動ありのとてもおもしろい作品です。ジャイアンとスネ夫も前の作品達に比べて性格が丸くなっていますし、絶望感、恐怖感もあまり無く、平和な大長編ドラえもん。そして今回のリトルスターウォーズでは映画でなかなか出番の少ない出木杉君もそれなり 登場しているので、出木杉君ファンの方は、必ずチェックしてほしい作品となっております。
ドラえもん映画史上最高の名曲のエンディングテーマ「少年期」
この作品のエンディングテーマが大好きです。基本的にドラえもんの映画に使われている曲は素晴らしいものばかりなのですが、宇宙小戦争の曲は個人的にはベスト3に入っています。自分の中ではドラえもんのエンディングテーマといえば武田鉄矢さんです。私は大人になってからこの曲の良さに気づきました。
こういった挿入曲が素晴らしいというところが、大人になってみても楽しめるので大長編ドラえもんの素晴らしい部分だと思います。全年齢対象の映画だと思いますし、7,80歳になっても見ていたい映画です。
見どころとして
1、メロン食べ放題
あれは誰でも考えてしまうシチュエーションですよね。どんなに小さい食べ物でも自分がその食べ物よりもっと小さくなってしまえば食べ放題だし、食費も浮きますし日常生活においてスモールライトは最強クラスの道具だなと改めて思いました。
2、チーターローションの効果が切れた後
ジャイアンが頼もしくて、気に入っているシーンです。ああやって困っている友達に手を差し伸べるところが、映画版ジャイアンのかっこよさ。
3、どうやってその手でギター弾いてるの?
本当に作品中の中でも名シーンなんですよ。「少年期」流れますし、本当にいいシーンなんですが、あなたはどうやってギターを弾いているのですか?と突っ込みたくなってしまうシーンなんですよ。
4、しずかちゃんの勇気
度胸がありますよね。スネ夫君、もうちょっと頑張りましょう。
おすすめ指数
平和度★★★★☆☆
SF度★★★★☆☆
主題歌の素晴らしさ★★★★★★
おすすめ度★★★★★☆
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