
1980年3月15日公開
記念すべきドラえもん映画第一作目 ピー助との友情物語
ここから現在にわたって映画が続いているということに、改めてドラえもんの偉大さを感じます。これからもみんなに愛されてください。
のび太の恐竜は私が小さい頃に見た印象として恐かったなぁってイメージがあったのですが、最近見たら全然恐いとは感じませんでしたw
むしろどこに恐いと感じていたのか考えてしまったくらいでした。考えついたのは子供の頃って恐竜が戦うシーンや血が出るシーン等、恐いシーン程強烈に覚えていますよね。おそらくそこに恐いと感じていたのでしょう。絶対そうだ。
今も昔も変わらない進行 そして隠されたメッセージ
のび太がジャイアン達にからかわれる→のび太「僕だったら~なことでもできるんだぞ」→ジャイアン達「じゃあ早く見せろよ~」→のび太「ドラえもん助けよぉ」→映画の物語進行 という現代にも伝わる映画進行のテンプレがこの時代から出来上がっていたことに感動しました。第一作から物語の進行具合が完成されていたとは。
見ている子供に対して、ペットは責任を持って育てなきゃいけないという教育をドラえもんというコンテンツでしているような映画ですね。愛を持って育てれば、ペットも愛を持って応えてくれる、そういった優しい心を持って育てていこうと子供心に植え付けることができる素晴らしい作品。
また敵も、なぜだか優しい。のび太達を助けてくれたり、略奪ではなくしっかり交渉を持ちかけてきたり、のび太を君付けで呼んでいたり、なかなか話のわかるやつだなぁというか、心が広いというか、そこまで凶悪ではないというところに、最近とはなんか違うなぁという違和感がありました。
見どころとして
この映画の見どころとしては
①ジャイアンの歌
②のび太とピー助の絆
この二点ですね。
そもそも、ジャイアンの歌って「お~れ~はじゃいあ~ん~~」以外に歌を持っていたとは。いつもリサイタル中止にされてるから、持ち歌を知りませんでしたが、さすが歌手志望の子供。アニメ中にジャイアンの歌って何曲でてくるんだろうと調べてみましたが、不明でした。ジャイアン、底が見えないぜ。マンガだと大体「ボエー」のくせに。
のび太とピー助の絆についてはもはや親子愛ですね。本当にこの映画を見てペットを飼いたいと思った子供は多いのではないでしょうか。それほど感動を与えてくれる映画になっています。
そしてもちろん「ポケットの中に」という歌も大好きです。
おすすめ指数
冒険度★★★★☆☆
感動度★★★★☆☆
絵に違和感度★★★★★★
おすすめ度★★★☆☆☆
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。